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“志五人” が5歳、彼は、痛みと苦痛の人生が始まる時期に来ていた。
“志五人” の5回目の誕生日に、恵子と洋子の二人は、SMショップに出かけ、
簡単な革の束縛具を買った。
2人が新しい束縛具を買ったとき、それらの両方が1つの事だけを考えていた。
帰りにケーキを買い、家に戻った。
そして、その夜、三人でささやかなお祝いをした。 勿論、” 人間の敷物 ” の誕生に・・・。
「志五人、5歳になったね。おめでとう!」
恵子が言った。
彼は素直に喜び、ニコニコしていた。
「志五人はもう5歳なんだから、これからは立派な男を目指すのよ。」
洋子はこれからの生活を想像しながら言った。
彼は大きくうなずいた。
「あっ、そうそう、私達からプレゼントがあるの。とっても似合うと思うよ。」
二人は互いに顔を見合わせ、ニヤニヤしながら彼に手渡した。
彼は、当然何に使う物なのか分らず、不思議そうに首をかしげた。
「使い方は後で教えてあげるから・・・。」
この後から始める調教に、高まる気持ちを抑えつつも、二人の手はかすかに震えていた。
ケーキも食べ終え、小一時間が経過した。
「じゃぁ、使い方を教えてあげる。これを毎日つけて訓練するのよ。
そうすれば立派な男になれるからね。立派な男って言うのはね、女性を喜ばすことが
出来るようになるって事なの。女性を喜ばす方法はいっぱいあるけど、その内のほんの一部がこれなの。分った?」
恵子と洋子の二人の説明に、彼は、首を縦に振った。
二人は、素早く準備に取り掛かった。
“志五人の”両足首と両膝を革ベルトでそれぞれきつく締め上げた。
次に胴体部分も革ベルトを装着した。
胴体部分の両脇には腕を固定する為のベルトも付いてあり、これで両腕もきつく固定した。
各関節は曲げる事は出来るが、動きを封じ込めるには十分である。
二人は、彼を床に寝かせ、顔の両脇にそれぞれ立ち、見下ろした。
「いい? 今日から毎日訓練するんだよ。今日は初日だから1時間位で勘弁してあげる。」
恵子がそういっても、彼自身、何が始まるのか全然分らなかった。
「・・・?」
彼は、不安そうな顔つきで二人を見上げていた。
すると、恵子は今までとは一変し、急に厳しい顔つきで話した。
「分らないようだから、ちゃんと説明してあげる。お前の名前は何? “ 志五人 “でしょ?
だからお前は私達のシートになるの! 椅子になるの! 座布団になるの! 敷物になるのよ!
何故かって? それは復讐する為だよ。 」
「ある日私は強姦魔にレイプされたの! 警察に行っても結局犯人は分らずじまい。
私は犯人を凄く憎んだ。どうしても許せなかった。
そのうち妊娠していることが分ったわ。勿論、中絶しようと思った。
でも、考えを変えたの! 犯人に復習出来ないのなら、犯人の子供を生んで、
その子に犯人のした事の復習をしようって思ったわ。私達のやり方でね・・・。
そう、つまり、その時の子がお前なの! 」
恵子は涙が出て来そうになるのをこらえながら、彼に話した。
それに加えて、洋子も加勢した。
「レイプ犯は私達の敵なの! って言うよりも全女性の敵なのよ! だから、その子供であるお前も敵なの。だからこれから先ずっとお前は “ シート “ として生きるのよ!
これで分ったでしょ。 ふんっ、シートだなんて、お前に相応しい名前よね! 」
二人は、絶対に容赦はしないと硬く心に誓っていた。
「っという事で、早速始めよう!」
洋子が言った。
二人は、彼の頭の方を向き、恵子が顔、洋子が肩の辺りを跨いだ。
「覚悟しなさい! 容赦なんて事は絶対にしないからね! フフフっ・・・。」
恵子は、” 志五人 “ の顔に座り、脚を伸ばした状態で完全に全体重を掛けていった。
それは、情け容赦ないものだった。
洋子もまた、恵子と同じように脚を伸ばした状態で、彼の首から肩口にかけて座り、全体重を掛けた。
洋子は、恵子との隙間が開かないように、彼女のお尻にピッタリと自分の股間を押し付けるように密着し、そして、恵子のお腹に腕を回し、しっかりと自分を固定した。
「あ~、気持ちイイわぁ、” 志五人“ の顔 !! あったかいし、何より私のお尻の割れ目に
完全にフィットするみたいだわ。 これだったら一日中座っていたいわねぇ。」
恵子が満足気に言った。
洋子は恵子のその言葉に誘発され、自分も早く座ってみたい気持ちで一杯になった。
「ねぇ、お母さん、私も早く座りた~い !!」
洋子はねだる様に言った。
「分ったわ、じゃ、交代ね。」
恵子は渋々 ” 志五人 “ の顔から立ち上がり、洋子と場所を変ってやった。
彼は、顔を真っ赤にしながらも空気を求め、必死に呼吸した。
次は洋子の番だ。
「よいしょっ!!」
洋子も足を伸ばし、” 志五人 “ の顔に全体重で座った。
「本当だっ、気持ちいいねっ! 私のお尻にもジャストフィットするよっ!」
洋子は、欲しかったオモチャを買って貰った子供のようにはしゃいだ。
「お前は、とってもイイ男になれるよ、きっと。」
「イイ男と言うよりも、イイ座布団になれるわね。」
二人は、満足そうに前後左右に静かに揺れながら話していた。
一方 “ 志五人 ” は、胸から上を、そのアダルトな二人分の全体重によって
大きなお尻で敷き潰されながらも、必死で強烈な重みに耐えていた。
「ところで洋子、あんた体重何キロあるの?」
恵子は、志五人の恐怖心をあおるように、わざと大きな声で意地悪な口調で聞いてみた。
「えぇーっと、52キロかな? 学生時代はバレーボールやってたから、
どうしても筋肉がついたりして、体つきもムッチリ体系になっちゃうんだよねぇ。」
洋子も、恵子の意図している事を察し、わざとらしく言った。
「んじゃ、お母さんは何キロあるの?」
「私は特に何もしてなかつたから、48キロ。普通でしょ?
でも、最近ちょっと太ったみたい。 多分、50キロは超えてると思う。」
恵子は照れながら言った。
二人は、完全に志五人を苛める事に快感を得始め、
そして、思いっきり楽しもうとしていた。
(このままだと死んでしまう。お願い、もう、やめて!)
彼は、必死に祈ることしか出来なかった。
志五人は、力を振り絞って首を左右に振ってみるものの、絶望的に圧迫された顔面を
全く動かすことは出来なかった。
同時に彼の肺は、どうしようもなく燃えるように熱く痛み、心臓は激しく鼓動していた。
肩を動かし、上にドッカリ座っている恵子を振り落とそうと試みても、
5歳の子供には到底無理だった。 とにかく暴れた。必死に暴れた。
「こいつ必死に逃げようとしてるよぉ。顔が熱くなってるしー。」
「なんか、そのようだね。心臓も物凄い勢いで私のお尻を突いてくるわ。」
「でも、二人合わせて100キロだよ。100キロ・・・。
いくらもがいても逃げられないよねぇ。」
「お前をこのまま窒息死させてやろうか?」
「ヤダぁ~、私達ったら残酷~っ!!!」
通常、自分が生んだ子供に対して言う言葉ではない。
しかし、二人は彼に対しての愛情と言うものが一切無かった。
もし、あるとすれば、丈夫なシートとして育って欲しいという願いだけだった。
二人は、残酷にもゲラゲラ笑って、志五人が暴れながらもがく様子を、
その大きなお尻で、もう暫らくの間感じていた。
そんなとき、電話が鳴った。
(プルルルルル・・・、プルルルルル・・・)
「もう、しょうがないなぁ。」
二人は一旦、志五人から降りて、彼を休憩させてやった。
(やっと助かったぁ。)
志五人は神にも感謝するような気持ちだった。
たった1分位の時間ではあったが、彼にとっては永遠のようにも感じられた。
今まで圧迫され、止まっていた血が、一気に流れ出し、
志五人は軽い頭痛を感じながら、ゼイゼイと荒い呼吸を整えようとしていた。
恵子は、小走りで電話に出た。
声の主は、恵子の2歳年下の妹である雅子だった。
10分程度話した後、電話を切り、洋子の元へ戻った。
「ねぇ洋子。 来週の土曜日に妹の雅子が泊まりにくるんだって。」
恵子は、ニコニコ微笑みながら洋子に言った。
「うん、分った。でも、久しぶりだね、雅子おばさん。5年振りかぁ。
あの時はいろいろお世話になったし、何かお返ししないとね。」
洋子は明るく答えた。
二人はお互いに顔を見合わせ、二ヤっと笑った。
二人の考えている事は一緒だった。
妹の雅子も、あの出来事から全然会っていなかったので、
その後の様子が少し気になっていた。
そして二人は、雅子が遊びに来る日まで時間の許す限り、
志五人を出来るだけ圧迫調教をし続けた。
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